目次
- 1. はじめに
- 2. 固定資産税は毎年かかる
- 3. 草刈りや庭木の管理費用
- 4. 建物の修繕費用
- 5. 火災保険や維持管理費
- 6. 特定空家に指定されるリスク
- 7. 売却のタイミングを逃すことも
- 8. 空き家を放置する前に考えたいこと
- 9. まとめ
はじめに
親や親族から実家を相続したものの、
「まだ売るか決めていない」
「いつか使うかもしれない」
「とりあえずそのままにしている」
という方も多いのではないでしょうか。
しかし、空き家は所有しているだけでもさまざまな費用が発生します。
放置期間が長くなるほど建物の劣化も進み、思わぬ出費につながることもあります。
今回は、相続した空き家を放置するとどのような費用が発生するのかについて解説します。
固定資産税は毎年かかる
空き家であっても、不動産を所有している限り固定資産税は発生します。
建物を使用していなくても支払い義務はなくなりません。
また、状況によっては都市計画税がかかる場合もあります。
空き家を所有しているだけで毎年費用が発生することを覚えておきましょう。
草刈りや庭木の管理費用
空き家を放置すると雑草や庭木が成長します。
放置した結果、
- 隣地へ越境する
- 害虫が発生する
- 景観が悪化する
などの問題が発生することがあります。
そのため定期的な草刈りや剪定が必要になります。
遠方に住んでいる場合は、業者へ依頼する費用も発生します。
建物の修繕費用
人が住まなくなった家は想像以上に早く劣化します。
特に注意したいのが、
- 雨漏り
- 外壁の劣化
- 給排水設備の不具合
- シロアリ被害
です。
早期に発見できれば軽微な修繕で済む場合もありますが、放置期間が長くなると大規模な修繕が必要になることがあります。
火災保険や維持管理費
空き家であっても火災保険への加入を継続している方も多くいます。
また、
- 定期点検
- 換気
- 郵便物確認
などを行うための管理費用が発生することもあります。
遠方に住んでいる場合は、移動費や交通費も負担になります。
特定空家に指定されるリスク
適切な管理がされていない空き家は、自治体から「特定空家」に指定される可能性があります。
例えば、
- 倒壊のおそれがある
- 著しく景観を損ねている
- 周辺へ悪影響を与えている
と判断された場合です。
改善指導や勧告を受けるケースもあり、所有者の負担が大きくなることがあります。
売却のタイミングを逃すことも
空き家を長期間放置すると建物の状態が悪化し、売却が難しくなる場合があります。
本来であれば利用価値のあった建物でも、
- 雨漏り
- 腐食
- シロアリ被害
などによって資産価値が下がってしまうことがあります。
早めに今後の方向性を考えることが大切です。
空き家を放置する前に考えたいこと
相続した空き家については、
- 管理を続ける
- 売却する
- 活用する
- 解体する
などの選択肢があります。
どの方法が最適かは建物の状態や立地条件によって異なります。
「まだ決められない」という場合でも、まずは現状を把握することが重要です。
まとめ
相続した空き家は、住んでいなくても固定資産税や管理費、修繕費などさまざまな費用が発生します。
また、放置期間が長くなるほど建物の劣化が進み、売却や活用の選択肢が狭まる可能性もあります。
空き家を相続された方は、できるだけ早く今後の方向性を検討することをおすすめします。
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